マエケン手術決断「野球人生をより長く」靱帯再建手術経験したダルビッシュから助言
右腕の手術を受けることが決まった米大リーグ、ツインズの前田健太投手(33)が28日、オンライン取材に応じ「投げ続けることはできたと思うが、これから先の自分の野球人生をより長く続けるために決断した」と語った。
テキサス州ダラスで手術を受けるのは9月1日。右肘の靱帯(じんたい)は断裂してはいないが、執刀医の判断で靱帯再建手術になる可能性もある。その場合は復帰まで1年以上を要するが、33歳の前田は「今まで以上(の状態)に戻れるという言葉をもらったので、年齢はそれほど関係ないと思う」と前向きに捉える。
4月下旬ごろから痛みを抱えており「我慢して投げたら今年みたいな(不本意な)成績になってしまう。逆にキャリアが短くなる」とも口にした。靱帯再建手術の経験者、パドレスのダルビッシュ有投手から連絡をもらい「総合的な話を聞かせてもらった」という。
当面はダラスでリハビリに取り組む前田は「来年は(マイナー)1Aで打者としてやっていく」と冗談で締めくくった。