大谷翔平対ゲレロが初対決 第1打席は左前打 本塁打王&MVP争いのライバル

 1回、ゲレロに左前打を許したエンゼルス先発の大谷=アナハイム(共同)
 ファンが見守る中、ブルペンで投球練習するエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
 エンゼルス・大谷とブルージェイズ・ゲレロ
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 「エンゼルス-ブルージェイズ」(12日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「1番・投手」で出場。本塁打タイトル争いだけでなく、MVPでもライバルと目されているブルージェイズのゲレロは「3番・一塁」で出場し、初対決が実現した。

 初回、2死走者なしで対戦。初球外角低めのスライダーを捉えられ、会心の当たりではなかったが飛んだコースが良く三遊間を破る左前打とされた。

 その裏の大谷の打席は打球速度180キロ、飛距離118メートルの弾丸ライナーで左中間を深々と破る二塁打で出塁した。

 大谷の投打同時出場は10登板連続、1番に入って投げるのは6月30日のヤンキース戦以来、今季2度目となる。

 大谷はここまで打者で109試合(代打8試合)に出場し、打率・267、メジャートップの38本塁打、ア・リーグ3位タイの84打点、同5位タイの16盗塁。前日の試合で14戦48打席ぶりとなる本塁打を放ち、2位ゲレロ(ブルージェイズ)との差を3本に広げた。

 投手では16試合に登板し、6勝1敗、防御率2・93。86イニングを投げて106三振を奪っている。5月28日のアスレチックス戦で今季初黒星を喫した後は負けなしの5連勝を記録している。

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