大谷が歴史的1勝!球宴史上初の二刀流出場で勝ち投手に 1回無失点&最速161キロ

 1回、先発し力投する大谷(提供・共同通信社)
オールスター戦に先発登板し、1回を無安打無失点で投げ終えたエンゼルス・大谷=13日、デンバー(共同)
オールスター戦の3回、一ゴロに倒れ一塁へ駆け込むエンゼルス・大谷=13日、デンバー(共同)
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 「米大リーグ・オールスター、ナ・リーグ2-5ア・リーグ」(13日、デンバー)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が球宴史上初の二刀流出場で歴史的勝利を飾った。投手として1回を三者凡退に抑え、勝ち投手となった。

 「打者大谷」では2打数無安打。だが、「投手大谷」としては十分に存在感を発揮した。先頭タティスJr.と対戦して左飛。徐々に力を入れ、2番マンシーは二ゴロに抑えた。3番アレナドには161キロを計測するなど160キロ超えを計3球と連発。最後は6球目のスプリットで遊ゴロに抑えた。最速161キロは出場選手の最速タイだった。

 打者としてはシャーザーに二ゴロ。第2打席はバーンズに一ゴロだった。大谷は試合後に「楽しかったです。多少疲れましたが、雰囲気自体楽しめた」と振り返り、二刀流での出場については「すごく光栄なこと。実際にやってすごく楽しかったので、何回もできるようにそれなりの成績を残さないといけないので頑張りたい」と語った。

 球宴で投打同時出場は1933年に始まり、91回目の開催となるオールスター戦で初の偉業。勝ち投手となることも当然、史上初の快挙だ。日本人投手が勝利するのは、19年の田中将大投手(ヤンキース)以来、2人目となった。

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