大谷翔平、DH部門最多得票 球宴ファン投票中間結果 投打同時出場も可能
米大リーグ機構(MLB)は14日(日本時間15日)、オールスター戦(7月13日・デンバー)のファン投票の第1回中間結果を発表し、日本選手でただ一人ノミネートされているエンゼルスの大谷翔平投手(27)がア・リーグ指名打者部門で最多の52万6608票を獲得した。
大谷はここまで打者で60試合(代打5試合)に出場し、打率・269、リーグ3位の17本塁打、同6位の45打点と9盗塁をマーク。第1回中間発表では2位のJD・マルティネス(レッドソックス)に23万3000票もの差をつけている。
1次投票が24日まで行われ、各部門の上位3人(外野手部門は上位9人)が28日から7月1日まで行われる最終投票の候補となる。ただし、最終投票は1次投票の得票数は加算されず、ゼロからのスタートとなる。
野手の先発メンバーは7月1日に、他の出場メンバーは同4日に発表される。
ベーブ・ルース以来、100年ぶりの本格的二刀流選手として注目を集めている大谷は、投手としては9登板、2勝1敗、防御率2・85。他の先発投手より登板数、投球回数は少ないが、“魔球”スプリットを決め球に奪三振率12・9(47回1/3で68奪三振)を記録している。
投手の選出は選手間投票とコミッショナー事務局で決定。MLBによると、指名打者で選出された大谷が登板することもできるため、真夏の祭典で二刀流を実現する可能性はある。
▽球宴ファン投票第1回中間結果<ア・リーグ>
指名打者部門
〈1〉大谷翔平(エンゼルス)52万6608票
〈2〉JD・マルティネス(レッドソックス)29万3757票
〈3〉ヨルダン・アルバレス(アストロズ)14万3091票
捕手サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)69万4710票
一塁ウラジミール・ゲレロ(ブルージェイズ)85万7956票
二塁マーカス・セミエン(ブルージェイズ)56万1326票
三塁ラファエル・ディバース(レッドソックス)45万1042票
遊撃ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)50万2629票
外野〈1〉マイク・トラウト(エンゼルス)70万6503票
〈2〉アーロン・ジャッジ(ヤンキース)53万8448票
〈3〉バイロン・バクストン(ツインズ)38万3178票
<ナ・リーグ>
捕手バスター・ポージー(ジャイアンツ)51万1221票
一塁マックス・マンシー(ドジャース)40万5609票
二塁オジー・アルビーズ(ブレーブス)29万5478票
三塁クリス・ブライアント(カブス)50万2970票
遊撃フェルナンド・タティス(パドレス)70万1251票
外野〈1〉ロナルド・アクーニャ(ブレーブス)83万4287票
〈2〉ニック・カステヤノス(レッズ)56万8758票
〈3〉ジェシー・ウィンカー(レッズ)46万2692票