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大谷の元女房役、“報復死球”を語る 三盗阻止でニヤリは「『やめておけ』と言ったのに」

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)と7月まで同僚だったアストロズのマーティン・マルドナド捕手(32)が26日(日本時間27日)、デイリースポーツの取材に応じ、前日の試合で起こった大谷の盗塁失敗、本塁打、さらに“報復死球”の全4打席を語った。

 エンゼルスでは「ショウヘイ」の発音に近いことから大谷を「ホルヘ」と呼んでいたマルドナド。チーム内で最も多くコミュニケーションを取った選手の1人だった元女房役は敵として戦った前日の4打席を「ヘンな感じだった」と振り返った。

 二回の第1打席で右翼線二塁打を許したが、1死後に昨季のゴールドグラブ賞捕手の実力を見せつけた。フルカウントから三盗を狙った大谷を完璧な送球でアウトにした。大谷にとっては7度目の試みで初の盗塁死。1つ前の投球で大谷が走る雰囲気を出していたことから「走ってくるのは分かっていた」としてやったりの表情を見せたマルドナド。塁上で思わず天を仰ぐ姿を見てニヤリと笑った理由を問うと、「この前、僕に盗塁するって言ってきた時に『やめておけ』と言ったんだけど」と、大谷とのやり取りを明かした。

 前日の先発投手は19日の試合で通算200勝を達成したばかりの右腕バーランダー。痛恨の1球となったのは四回だ。走者を一塁に置いた場面での初球、外角チェンジアップをセンター左へ運ばれた。「高めに浮いた。ショウヘイならあのコースは打てる。昨日は3打席目以外、いい投球ができていなかった。いい打者にはきっちり投げないとやられてしまう」。相棒の失投を悔やんだ。

 しかし、六回無死一塁の第3打席ではやり返した。狙い通りの連続スライダーで追い込んだ後、高めの155キロで空振り三振を奪った。最後は大谷攻略の1球かと思いきや、「内角を考えていたのが外角高めにいってしまった。いい真っすぐだったから空振りにできたが、彼のようにどこへでもホームランにできる打者にはきっちり投げないといけない」と回想。言葉の端々に大谷へのリスペクトを感じさせた。

 守護神オスナの152キロ速球が大谷の腰を直撃し、“報復死球”として物議を醸した八回の1球は「理由がある」と言って、こう続けた。「あそこは内角を突くつもりだった。最初の2打席で外を打たれていたし、3打席目も内角を攻めていた。その前の日(24日)も(初球で148キロ速球を)内に投げてたが、当てていない。いい打者にはインサイドを攻めなくてはいけない」と故意ではなかったことを力説した。

 本塁打で生還した大谷には声も掛けなかったし、目も合わせなかったというマルドナド。「僕たちは友達だけど、フィールドではチームの勝利のためにプレーしている。自分たちの仕事に集中しなくてはいけないからね」。今季の残りの対戦は8月30日~9月2日の4連戦と9月21~23日の3連戦の計7試合。大谷が投手として復帰する可能性もあり、2人の初対決にも注目が集まりそうだ。

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