大谷、初回に左フェンス直撃二塁打 2戦ぶり安打

 レッドソックス戦の1回、左翼への二塁打を放つエンゼルス・大谷=ボストン(共同)
 レッドソックス戦の1回、左翼への二塁打を放つエンゼルス・大谷=ボストン(共同)
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 「レッドソックス-エンゼルス」(14日、ボストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、初回の打席で左越え二塁打を放った。

 開幕から5連勝の右腕ピベッタとの初対決。大谷はワンボールから高めのボール気味の直球を2球連続で空振りして追い込まれたが、ファウル、ボールで粘ってカウント2-2とし、6球目、内寄り129キロナックルカーブをしっかり引き付けて逆方向へはじき返した。打球はグリーンモンスターと呼ばれる高さ約11・3メートルの左翼フェンスの下部を直撃。滑り込むことなく、二塁に達した。しかし、後続が倒れて、先制ホームはならなかった。

 大谷は開幕から37試合連続出場。前日まで打者で34試合(代打1試合)に出場し、打率・257、リーグ2位タイの10本塁打、リーグ7位タイの26打点、同4位タイの6盗塁をマーク。前戦12日のアストロズ戦は4打数無安打で打率は開幕直後以来となる2割5分台に落とした。

 レッドソックスには沢村拓一投手(33)が所属。ここまで14登板、1勝0敗、防御率3・31、16回1/3を投げて21三振を奪っている右腕との初対決が注目される。

▽エンゼルスのラインアップ

1番・二塁 フレッチャー 打率・263、0本塁打、13打点

2番・DH 大谷     打率・257、10本塁打、26打点

3番・中堅 トラウト   打率・355、8本塁打、18打点

4番・三塁 レンドン   打率・276、3本塁打、11打点

5番・一塁 ウォルシュ  打率・328、7本塁打、29打点

6番・左翼 アップトン  打率・210、7本塁打、14打点

7番・遊撃 イグレシアス 打率・279、2本塁打、8打点

8番・右翼 ウォード   打率・185、2本塁打、4打点

9番・捕手 ブテラ    打率・091、0本塁打、2打点

   投手 キャニング  3勝2敗、防御率5・19

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