「ビッグフライ!オオタニサーン!」エンゼルス実況ロハス氏 マイナー球団社長に転身

 エンゼルスの大谷翔平選手が本塁打を放った時に「ビッグフライ!オオタニサーン!」の名台詞で知られるビクター・ロハス氏(52)が、レンジャーズ傘下2Aのフリスコ・ラフライダーズの球団社長兼GMに就任した。11日(日本時間12日)、球団が発表した。

 元大リーガーでエンゼルス監督も務めたクッキー・ロハス氏を父にもつロハス氏は、エンゼルス傘下のマイナーで投手としてプレーした後、コーチ業をへてアナウンサーに転職。10年から昨季まで11シーズンにわたり、エンゼルスの実況を務めた。昨オフにはエプラーGMの後任候補にも挙がった。

 同氏は9日(同10日)に自身のツイッターで実況引退を報告。感謝の言葉とともに「2021年も戻りたい気持ちはありましたが、テキサスにいる家族と時間を過ごすため、アパレル事業を継続するため、初孫の誕生に備えるため、私自身の次なる冒険のために放送ブースを離れることを決めました」とつづった。

 ロハスさんは19年にテキサスでスポーツアパレル「ビッグフライギア」を立ち上げており、今後は実業家と球団社長の新たな“二刀流”で活動の場を広げていく。

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