メジャー史上初の女性GM・アング氏が抱負「責任は重大だが、覚悟はしている」

 マーリンズでメジャー史上初の女性GMに就任したキム・アング氏が16日、本拠地マイアミでオンライン会見に臨み「注目されているのは分かっている。責任は重大だが、覚悟はしている」と抱負を述べた。

 17日が52歳の誕生日のアング氏はホワイトソックスの実習生として米球界入り。ヤンキースとドジャースでGM補佐、大リーグ機構の運営部門の幹部などを歴任した。男性社会で球団の編成部門トップになった反響は大きく「みんな希望を求めており、その一部になれたのならうれしい」と語った。

 チームは今季31勝29敗で17年ぶりにプレーオフに進出。さらに上を目指すためには「みんながそれぞれの長所や専門性を持っている。それを利用しないのは恥ずべきことだ」との持論を展開した。

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