マー君対筒香 12年ぶりPO日本人対決実現 第1打席は中飛

 2回、筒香と対戦する先発の田中(共同)
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 「ア・リーグ地区シリーズ・第3戦、ヤンキース-レイズ」(7日、サンディエゴ)

 レイズの筒香嘉智内野手(28)は「5番・指名打者」で4試合ぶりにスタメン出場。ヤンキースの先発、田中将大投手(31)に対し、二回の第1打席は中飛だった。プレーオフ(PO)で日本選手が対決するのは08年10月19日のア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦で、レッドソックスの岡島秀樹投手がレイズの岩村明憲内野手に投げて以来、12年ぶり。筒香と田中は公式戦3試合で顔を合わせ、6打数無安打と田中が完勝している。

 筒香がスタメンに名を連ねたのは9月29日のブルージェイズとのワイルドカードシリーズ第1戦以来、4試合ぶり。同試合は2打席無安打の後、代打を送られて途中交代している。前日6日のシリーズ第2戦では四回2死一、二塁の好機に代打で出場し、左飛に倒れていた。

 この日は両軍無得点の二回、先頭で田中と対決。初球、151キロ直球ストライクを見送った後、スライダーをファウルにして追い込まれ、ボール2つを挟んで低めの145キロ速球をセンターへ打ち上げた。

 田中は9月30日のインディアンスとのワイルドカードシリーズ第2戦以来、1週間ぶりの登板。5回途中、PO自己最多の6失点を記録した試合の後、投球フォームを昨季までのノーワインドアップに戻して調整した。

 左打者7人を並べた打線に対し、初回は2者連続空振り三振から内野安打で走者を背負ったが、4番・崔の112メートルの大飛球を右翼ジャッジが好捕し、無失点で切り抜けた。

 レイズのラインアップ(数字はレギュラーシーズンの成績)

1番・右翼 メドウズ   打率・205、4本塁打、13打点

2番・二塁 ロー     打率・269、14本塁打、37打点

3番・左翼 アロザレナ  打率・281、7本塁打、11打点

4番・一塁 崔      打率・230、3本塁打、16打点

5番・DH 筒香     打率・197、8本塁打、24打点

6番・三塁 ウェンドル  打率・286、4本塁打、17打点

7番・遊撃 アダメス   打率・259、8本塁打、23打点

8番・中堅 キーアマイアー打率・217、3本塁打、22打点

9番・捕手 ペレス    打率・167、1本塁打、13打点

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