元阪神のジョンソン歓喜 パドレス14年ぶりプレーオフ進出に貢献

 「マリナーズ4-7パドレス」(20日、サンディエゴ)

 パドレスが延長戦を制して14年ぶりにプレーオフ進出を決めた。

 タイブレークの延長十回に今季のチーム躍進の象徴、21歳のタティスJr.の適時打で1点を勝ち越したが、その裏に抑えのローゼンタールが同点犠飛を許す。しかし、延長十一回に8月のトレードで獲得したモアランドの適時二塁打などで3点を奪って振り切った。貯金を14に伸ばしてプレーオフ出場の権利を有するナ・リーグ西地区2位以内を確保。06年以来のポストシーズンを迎える。

 この日は3-3の九回裏から元阪神のジョンソンが4番手で登板。138キロのパワーカーブで2者連続空振り三振を記録した後、四球と暴投でピンチを背負ったが、最後も宝刀カーブで遊ゴロに仕留めて無失点。最速球は158キロだった。

 試合終了後はポストシーズン進出を記念した特製キャップとTシャツを身に着けてフィールド上で仲間たちと喜びを分かち会った。 昨季は阪神の不動のセットアッパーとして58登板、2勝3敗、40ホールド、防御率1・38の好成績。チームのクライマックスシリーズ進出にも貢献した後、オフにパドレスと2年500万ドル(約5億2000万円)で契約した。

 新天地ではセットアッパーとしてここまでチーム最多の22試合に登板したうち、19試合で自責点ゼロ。通算では3勝1敗、防御率2・89、18回2/3を投げて26三振を奪う好投でブルペン陣を支えている。

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