大谷翔平、満塁機生かせず4打席無安打 2つの打法併用
「エンゼルス-アストロズ」(4日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「4番・指名打者」で出場し、七回までに4打席に立って無安打1四球。
大谷は初回の打席でストレートの四球で出塁したが、続く三回は先頭で左飛。カウント2-0と有利な状況に持ち込んだが、3球目の低め148キロ直球を見送りストライク、内角低め直球を差し込まれてファウルにして追い込まれ、真ん中のカーブをとらえ切れなかった。
4-2の五回1死一塁の打席は3番手左腕ペレスに対し、カウント1-1から高めの154キロ直球を空振りすると、ふたたび高めに投じられた高め154キロにバットは空を切った。タイミングが合っていないようなスイングだった。
右足を上げるフォームからノーステップ打法に切り替えたのは六回の打席だ。リードを3点に広げた後の2死満塁の好機。4番手右腕スクラブがワンボールから投じた高めの148キロカットボールをファウルにした後、内角低めのカットボールを打って左飛に倒れた。
この日の大谷は試合前にオンライン取材に応じ、打率1割8分台の現状を「心地のいいものではない」と表現。「そういう時期もあるのかなとも思うので、偶然にそうなっているわけではなくて、技術面でそうなってるだけなので、そこは改善していくしかないのかなとは思いますね」などと話した。