大谷「まずまず」四回途中5四死球も2安打1失点

 中5日で臨んだ右肘手術後2度目の登板。13日の紅白戦の主力組で先発したエンゼルス・大谷翔平投手(26)は、マイナー選手が並ぶ打線を相手に5四死球と制球に苦しみながらも、四回途中2安打1失点にまとめ、マウンドを降りた。

 打者10人に7四球を与えた6日前は、自身の投球を「置きにいった」と表現したが、この日は「普通の先発の時みたいな感じで投げていた」と大谷。不利なカウントでも速球で相手を押し込み、「まずまずだったかなと思う」と自己採点した。

 課題に挙げたのは、ツーストライクからの変化球の精度。「(球の)変化自体よりも投げてるポイント、リリース次第。右側に流れるボールが多いのはそういうところかなと思う」と分析し、「そこが決まってくれれば、もっと三振も取れるし、全体的なまとまりもいい」と言った。

 ケガの再発を防ぐために新フォームに取り組んでいるが、「最初から100%の感覚で投げられるとは思っていない」と本音。だからこそ2試合連続の制球難も「深刻だなとは思ってない」と言い切れた。

 24日の開幕までに残された実戦登板は1試合だけ。「一番大事なのはキャッチボール。数多く投げてフィーリングを確かめるのは大事」。日々の小さな積み重ねが、二刀流復活の礎となる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス