大谷 4回途中1失点5四死球 術後2度目の紅白戦も制球難

力投するエンゼルス・大谷(Angels Baseball提供)
力投するエンゼルス・大谷(Angels Baseball提供)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は13日(日本時間14日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われた変則ルールの紅白戦で4回途中2安打1失点、5四死球1奪三振。のべ15人に64球を投げ、ストライクは26球だった。

 右肘手術後初、674日ぶりの実戦のマウンドとなった前回7日の紅白戦は50球を投げて7四球を出すなど、コントロールに苦しんだ大谷。登板後には腰に軽い張りを訴えるアクシデントもあったが、2日前にはブルペンで37球を投げ、前日は約80メートルの遠投などで調整。打者で出場した紅白戦では1号2ランを放つなど、後遺症はまったく見られなかった。

 中5日で臨んだこの日の紅白戦は4イニング、70球が目安。マイナー選手が並んだ打線に対し、初回の大谷は先頭アルカンタラをカウント2-2から空振り三振に斬ると、ウォード、ベンブームを連続内野ゴロに仕留めた。12球のうちストライクは6球。先頭以外はボールが先行したが、速球で相手のバットを押し込むなど、球威はあった。

 二回も無失点に抑えたが、コントロールは悪化した。4番アデルと5番ロハスはいずれも内野ゴロに打ち取ったが、2球連続ボールからカウント3-1、フルカウントとなり後手に回った。2死走者なしから連続四死球で2人の走者を背負った。そのイニングだけで21球を費やした。

 三回は9番ソトをフルカウントから歩かせたが、その後は一ゴロ、二直に仕留めるなどして後続を断った。

 マウンド上で不満をあらわにしたのは四回だ。先頭打者をフルカウントから四球で出すと続くアデルには左翼線二塁打で無死二、三塁のピンチを背負う。5番ロハスにはカウント3-1としてから右前適時打。後続に四球を与えたところで球数制限により強制終了となった。

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