大谷翔平、豪快145M弾で球団オーナーらを魅了 トラウトは二刀流復活を待望

豪快柵越えで周囲を驚かせた大谷(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス春季キャンプ」(17日、テンピ)

 すでに始動しているバッテリー組に野手組が合流し、チーム全体がキャンプインした。大谷翔平投手(25)はモレノ球団オーナーはじめ、エプラーGM、マドン監督らが見守った“御前フリー打撃”で28スイングし、今キャンプ初の3連発を含む7本の柵越えを放った。

 主砲トラウトらのグループに入った大谷は右足を上げてから鋭く振り抜く新打法で15スイング目から3スイング連続でフェンスオーバー。3本目は中堅129メートルの地点に立つ約8メートルのバックスクリーンの上を行く推定145メートルの特大弾で周囲をどよめかせた。

 投手陣とのキャッチボールでは今キャンプ初のカーブ13球を交えて同最多の86球を投げた。今季はDH専任で開幕を迎え、5月中旬から先発に復帰する予定の大谷。トラウトは「いつも見ていて楽しい選手。特に投球は。中堅の守備位置からスプリットに反応する相手打者を見るのはかなり楽しい。体調が万全ならリーグトップクラスの投手なのは間違いない」と話し、2年ぶり二刀流復活を心待ちにしていた。

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