元ヤンキース主将ジーター氏 MLB殿堂入り!満票には1票届かず

 米国野球殿堂は21日、今年の表彰者を発表し、元ヤンキース主将で通算3465安打のデレク・ジーター氏(45)が資格1年目で選出を果たした。ヤンキースの元同僚で昨年殿堂入りしたマリアノ・リベラ氏に続く史上2人目の満票にはあと1票届かなかった。

 ロッキーズなどで通算2160安打のラリー・ウォーカー氏(53)は資格最終10年目で選ばれた。

 ジャイアンツなどで歴代最多の通算762本塁打のバリー・ボンズ氏(55)とレッドソックスなどで通算354勝のロジャー・クレメンス氏(57)は現役時代に薬物使用が取り沙汰された影響で、今回も選出を逃した。

 ジーター氏は正遊撃手として攻守に活躍し、抜群のリーダーシップも誇った。得票率99・7%と圧倒的な支持を集めた。

 カナダ出身のウォーカー氏は通算383本塁打、230盗塁も記録、同76・6%だった。

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