元広島ソリアーノ、通算2千安打達成も6票で殿堂入り資格失う AJ、マニーも落選

 米国野球殿堂は21日(日本時間22日)、今年の殿堂入り選手を発表し、広島カープアカデミーをへてヤンキースなどで活躍したアルフォンソ・ソリアーノ氏(44)は6票を獲得したが、翌年の資格条件となる得票率5%には届かなかった。ヤンキース一筋20年で歴代6位の3465安打を記録し、5度のワールドチャンピオンに貢献したデレク・ジーター氏(45)が満票にわずか1票足りず、史上2番目の得票率99・7%(396票)で選出。ロッキーズで首位打者3回、本塁打王1回を獲得したラリー・ウォーカー氏(53)が76・6%(304票)で資格対象最終年の10年目でうれしい選出となった。

 ソリアーノ氏は母国ドミニカ共和国のカープアカデミーをへて来日。97年に1軍デビューを果たし、9試合、打率・118(17打数2安打)の成績を残した。98年オフにヤンキースへ移籍し、翌年メジャーデビュー。00年には打率3割をマークするなど、主力として活躍。08年からカブスと8年1億3600万ドル(約150億円)の超大型契約を結び、13年には日米通算&メジャー通算2000安打を達成した。

 メジャー16年の通算成績は1975試合、打率・270、412本塁打、1159打点、289盗塁。球宴7回。ヤンキース時代の同僚だったジーター氏同様、今回が資格対象1年目だったが、投票では6票しか得ることができず、来年の資格を喪失した。

 日本プロ野球経験者はソリアーノ氏のほか、13年の楽天日本一に貢献したアンドリュー・ジョーンズ氏(42)、四国アイランドリーグでプレーしたマニー・ラミレス氏(47)、12年にソフトバンクで1試合に登板したブラッド・ペニー氏(41)。資格3年目のジョーンズ氏は19・4%(77票)、同4年目のラミレス氏は28.2%(112票)で来年の資格を維持したが、同1年目のペニー氏は1票で資格を失った。

 また、いずれも薬物使用疑惑があり、資格対象8年目のロジャー・クレメンス(57)、バリー・ボンズ(55)、サミー・ソーサ(51)3氏の得票率はそれぞれ61%(242票)、60・7%(241票)、13・9%(55票)だった。

 殿堂入りの有資格者は「大リーグに10年以上在籍し、引退から5年が経過」が条件。投票は全米野球記者協会(BBWAA)在籍10年以上の記者によって行われ、75%以上の得票率が必要となる。5%未満の場合は翌年の資格を失う。

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