レッドソックスがサイン盗み…18年映像検証部屋で チーム所属の3人が証言

 レッドソックスがシーズン108勝で地区優勝を果たし、ワールドチャンピオンになった18年に、球場内のビデオリプレールームでサイン盗みをしていたと7日(日本時間8日)、米スポーツサイト「ジ・アスレチック」が伝えた。

 同サイトによると、当時のチームに所属した3人(選手か球団職員かは不明)が球団の不正行為を証言。「公式戦で複数の選手が試合中に相手チームが使っているサインを知るためにビデオリプレールームを訪れていた」などと記した。

 映像検証部屋はメジャー全30球団の球場にあり、判定に対して監督がチャンレンジ権の行使を判断するために映像を確認するシステムが備えられているが、それ以外の目的で使用することは禁じられている。

 同サイトの取材に対してレッドソックスは、新たな不正行為に関するコメントは避け「これらの申し立てがあったことを真摯(しんし)に受け止め、MLBの調査に全面的に協力して参ります」と回答。一方、大リーグ機構は「この問題の調査を開始する」との声明文を出した。

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