DバックスからFAの平野に6球団興味 代理人がメジャー契約に自信

 ダイヤモンドバックスからフリーエージェント(FA)になった平野佳寿投手(35)に6球団が興味を持っていることが9日(日本時間10日)、分かった。この日からサンディエゴで始まった、メジャー関係者や代理人らが一同に会するウインターミーティングの会場で代理人のジョン・ボッグス氏が明かした。

 平野は17年オフにオリックスから海外FA権を行使してダイヤモンドバックスと2年600万ドル(約6億5000万円)で合意。セットアッパーとして1年目は日本人歴代最多となる75試合に投げて4勝3敗3セーブ、防御率2・44、リーグ3位の32ホールドをマーク。今季は終盤に右肘のけがで約1カ月の離脱があったが、62登板5勝5敗1セーブ、防御率4・75、15ホールドの成績を残した。

 ボッグス氏は「この3日間で複数チームとのミーティングを予定しており、今後に向けて方向性が見えてくると思う。前球団(ダイヤモンドバックス)を含めて6球団とコンタクトを取っている。リリーフ投手のマーケットは大きく動いておらず、交渉はまだ初期段階」と状況を説明。「彼は優れた才能をもっている。昨季は素晴らしい投球をしていたし、今季は調子を落とした時期もあったが、それでもいいパフォーマンスをしていた。これからもメジャーでやっていけると思う。あとはどのチームで投げるか、ですね」と、今後の交渉に自信を見せていた。

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