急逝投手に医療麻薬提供か エンゼルス広報が乱用と米報道

 【ヒューストン共同】米大リーグ、エンゼルスの球団職員で広報部門担当のエリク・ケイ氏は、7月に27歳で急逝したタイラー・スカッグス元投手に医療用麻薬のオキシコドンを提供し、数年間一緒に乱用していたことを米麻薬取締局(DEA)に説明していると12日、スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。

 スカッグス氏は遠征先のテキサス州のホテルで、医療用麻薬とアルコールを摂取後に吐しゃ物で窒息死した。ケイ氏は死亡する数時間前に部屋で医療用麻薬を吸引するのを見ていたという。

 同氏はエンゼルス在籍中に医療用麻薬を使用したとみられる他の5選手の名前もDEAに伝えている。

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