「ア・リーグ地区シリーズ・第５戦、アストロズ６－１レイズ」（１０日、ヒューストン）

　ア・リーグの地区シリーズ（５回戦制）第５戦が行われ、アストロズ（西地区）が６－１でレイズ（ワイルドカード＝ＷＣ）を下して３勝２敗とし、３年連続のリーグ優勝決定シリーズ（７回戦制）進出を決めた。アストロズは１２日からリーグ制覇を懸け田中将大投手（３０）が所属するヤンキース（東地区）と対戦する。ナ・リーグの優勝決定シリーズは１１日からで、カージナルス（中地区）とナショナルズ（ＷＣ）の顔合わせ。

　アストロズは先発コールが８回を２安打１失点、１０奪三振で今シリーズ２勝目を挙げた。負ければ今季終了という重圧下での快投は圧巻だった。２戦で計２５三振は地区シリーズ制度が始まって以来の最多記録を３個も更新。「いつもとは違う雰囲気だったが、準備は変わらなかった。自信を持って臨んだのもこれまでと同じ」と涼しげに言った。