韓国出身の姜正浩がパイレーツから戦力外、ドジャース柳賢振は戦線離脱

 米大リーグ、パイレーツは2日(日本時間3日)、韓国出身の姜正浩内野手(32)をメジャー40人枠から外すための手続きを取ったと発表。今季はここまで打率・169と精彩を欠いており、事実上の戦力外となる。

 姜は14年オフに韓国ネクセンからポスティングシステムを使ってパイレーツへ移籍。4年1100万ドル(約11億7000万円)で合意した。メジャー1年目の15年は126試合、打率・287、15本塁打、58打点をマーク。同2年目も21本塁打、62打点と結果を残す一方で遠征先のホテルで女性への暴行疑惑が浮上。同年オフには母国で飲酒運転による物損事故と逃走で逮捕され、過去にも2度の飲酒運転による逮捕歴が公に。そのため米国移民局から就労ビザが発行されず、17年シーズンを棒に振った。

 18年もわずか3試合の出場にとどまったが、パイレーツは1年300万ドル(約3億2000万円)で契約延長。心機一転、正三塁手として開幕を迎えた今季だったが、65試合、打率・169、出塁率・222、10本塁打、24打点と振るわず。5月に左わき腹を負傷し、復帰後は出場機会が減っていた。

 また、ドジャースはこの日、先発ローテーションの柱、柳賢振投手(32)が首痛のため、負傷者リストに入ったと発表した。今季はここまで11勝2敗、両リーグベストの防御率1・53。オールスターでは韓国人投手初の先発投手を務めている。

 同じ韓国出身のメジャーリーガーでは、阪神の守護神として活躍した呉昇桓投手(37)が7月末にロッキーズから戦力外通告を受けている。

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