大谷3割復帰2戦連続マルチ
「エンゼルス2-11アストロズ」(17日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(25)が「3番・指名打者」でフル出場。3打数2安打、1四球で2試合連続の複数安打とした。チームは投打に精彩を欠いて後半戦で初黒星を喫したが、大谷は打率を3割台に戻した。
一回は本格派コールの速球を見極めて四球を選んだ。低めの変化球をうまく拾った三回は、中前に落ちそうな打球を好捕に阻まれた。3、4打席目は右方向にシフトしていた内野陣の手薄なところに打球が飛び、安打が続いた。
この日は16日に味方投手が相手打者の頭部付近に投球した件で、オースマス監督も出場停止処分を受けて不在。代わって指揮を執ったポール・コーチは「コールは最もタフな投手の1人」とお手上げだった。