169キロ剛腕ヒックス、あす右肘靭帯再建手術 球団が正式発表

 米大リーグ、カージナルスは25日(日本時間26日)、最速169キロを誇る剛腕守護神ジョーダン・ヒックス投手(22)があす26日朝(同27日)に右肘の内側側副靭帯の再建手術(トミー・ジョン手術)を受けると発表した。

 ヒックスは22日(同23日)のエンゼルス戦で3点リードの八回1死から登板してソロ本塁打を被弾。イニングまたぎとなった九回に2死を取った直後に緊急降板した。投球内容は1回1/3、1安打1失点。28球を投げて2三振を奪い、最速は101・7マイル(約163・6キロ)だった。大リーグ公式サイトなど複数の米メディアによると、降板翌日の24日(同25日)にMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた結果、右肘の靭帯に損傷が見つかったという。

 同投手の今季の成績は29試合、2勝2敗14セーブ、防御率3・14。5月31日のカブス戦で今季最速の104・3マイル(約167・7キロ)を計測した。同サイトによると、今季メジャーで100マイル(約161キロ)以上は444球で、46%にあたる206球がヒックスの投げたもの。また、今季最速上位50球のうち44球を同投手が記録したという。

 ヒックスは昨季5月20日のフィリーズ戦で105マイル(約169キロ)をマークしている。

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