大谷に天敵出現!自己ワーストタイ1試合3三振で完敗

 「エンゼルス3-9マリナーズ」(9日、アナハイム)

 勢いを止められた。前夜は母校・花巻東の先輩でもあるマリナーズ・菊池から6号を含む3安打2打点の固め打ちを見せたエンゼルス・大谷が自己ワーストタイの1試合3三振。完敗だった。

 初回の打席でオープナーの中継ぎ右腕に空振り三振を喫すると、四回と六回はいずれも15年に西武でプレーした左腕ルブランに空振り三振。八回は3番手右腕に二ゴロだった。

 中でもルブランには通算8打数無安打6三振と相性は最悪だ。大谷の天敵となった左腕は「その話はしないよ。これからも対戦があるからね」とニヤリ。緩急、内と外の制球で相手を翻ろうし、「いい打者には自分の投球をするしかない」と言った。

 前日まで8戦4発と調子を上げている大谷。失敗を糧に前に進んでいくだけだ。

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