アストロズからフリーエージェント（ＦＡ）になっていた１５年サイ・ヤング賞左腕のダラス・カイケル投手（３１）がブレーブスと今季の残り試合を１３００万ドル（約１４億円）の契約で合意した、と大リーグ公式サイトが伝えた。同投手は昨オフにアストロズから１年１７９０万ドル（約１９億４０００万円）のクオリファイングオファーを提示されたが、拒否してＦＡになり、ここまでどの球団とも契約を結んでいなかった。

　１２年にアストロズでメジャーデビューしたカイケルは１５年に２０勝８敗、防御率２・４８の成績はサイ・ヤング賞を獲得。１７年に１４勝、昨季は１２勝を挙げるなど、７シーズンで通算７６勝６３敗、防御率３・６６をマークした。同投手にはブレーブスのほかにヤンキースが興味をもっていたという。

　ブレーブスは３３勝２９敗でナ・リーグ東地区２位につけており、２年連続のプレーオフ進出を目指している。シーズン１００試合を残しており、今回のカイケルの契約は１年２０００万ドル（約２１億７０００万円）に相当する。