大谷、復帰戦第1打席は見逃し三振 フルスイングでヘルメット吹っ飛ぶ場面も

タイガース戦の1回、スイングした際にヘルメットが脱げたエンゼルス・大谷=デトロイト(共同)
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 「タイガース-エンゼルス」(7日、デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)がタイガース戦に「3番・指名打者」で戦列復帰。一回、1死一塁で巡ってきた第1打席は見逃し三振に倒れた。

 敵地から拍手で迎えられ、初球は高め143キロを見送りボール。2球目はスライダーを空振り、3球目は145キロの高め直球をフルスイングし、ファウルした。この際にはヘルメットが飛ぶほど、強く振りきった。

 4球目の低めスライダーを見極め、2-2。最後は外角高めのスライダーで見逃し三振に倒れた。

 昨年10月に右肘手術を受け、負傷者リスト入りしていた大谷の公式戦出場は昨季最終戦の18年9月30日以来、219日ぶり。

 タイガースの先発はメジャー6年目、通算13勝の左腕のノリス。今季は6試合(先発3試合)に登板し、1勝0敗、防御率3・47。大谷にとってはこれが初対戦だった。

 昨年10月1日に右肘の靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、球団の方針により今季は打者に専念することが決まっている大谷。球団作成のリハビリ・プログラムに従い、術後およそ4カ月の今年2月に素振りを開始。日々の状態を確認しながらティー打撃や室内打撃練習など、段階を踏んで強度を上げて行った。

 メジャー1年目の昨季は打者として104試合に出場し、打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁、投げては先発で10試合、4勝2敗、防御率3・31をマーク。米国でも二刀流選手として認められ、ア・リーグ新人王を獲得した。

 今季のエンゼルスはここまで15勝19敗でア・リーグ西地区5チーム中4位(6日現在)に低迷。チーム打率・240はリーグ15球団中12位、158得点と出塁率・321は同9位、長打率・409は同10位と苦しんでいる。

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