雄星、ファンへの「感謝」自ら切り出す「結果が出ない時も応援していただいた」
西武からポスティングシステムを利用してマリナーズと合意した菊池雄星投手(27)が3日(日本時間4日)、本拠地T-モバイル・パークで入団会見を行った。40分に及んだ会見では自己紹介だけでなく、米メディアの質問に対しても英語で返答。15歳の時に抱いた夢を実現させた左腕が世界最高峰の舞台での活躍を誓った。
12年前に描いた夢を実現させた菊池がしみじみ言った。「僕自身は9年間、日本でプレーしてましたけど、すべてのことが順調にいったわけでなく、けがもありましたし、いろんな壁にぶち当たったこともあった」。メジャーリーガーとなった今、新たな『夢』を問われた時だ。「その中で日本のファンの方々にいい時も悪い時も、結果が出ない時も応援していただき、その感謝の気持ちが一番強いというのが正直なところです」。
ファンの熱い声援が心の支えだったことを自ら切り出した後、こう続けた。
「まだまだ技術的にも人間的にも成長しないといけないところがたくさんありますので、アメリカでプレーする中で技術的にも精神的にも人間的にも大きくなるところをまず日本のみなさんに見せられるように、というのが一番です。その中で具体的な目標というのはまだないんですけども、こっちに来ることが目標ではなく、結果を出すことが目標というのが前提として必ず自分の胸にあります」。
世界最高峰の舞台で選手としてだけでなく、人間としても成長することがファンへの恩返し。菊池はすでに次なる『夢』に向かって走り始めている。




