目玉左腕コービン、ナショナルズと6年158億円で合意 交渉解禁の菊池雄星にも影響か

 米大リーグ、ダイヤモンドバックスからフリーエジェント(FA)になり、今オフ最も注目されていた選手の一人、パトリック・コービン投手(29)がナショナルズと6年契約で合意した、と4日(日本時間5日)、大リーグ公式サイトが伝えた。米ヤフースポーツのパッサン記者のツイッターによると、年俸総額は1億4000万ドル(約157億8千万円)だという。

 同投手はメジャー6年間で通算56勝54敗、防御率3・91をマーク。今季は2年連続2桁勝利となる11勝(7敗)を挙げ、防御率3・15。自身5年ぶり2度目となる年間200回投球を達成し、リーグ3位の246奪三振をマークした。ナ・リーグのサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)投票では5位に入った。

 同サイトなど複数の米メディアが年俸総額は昨オフにカブスと6年1億2600万ドル(約142億円)の契約を結んだダルビッシュに近いと伝えていた。

 ヤンキースなど複数球団がコービンの獲得に動いていたといわれていた。同投手がFA市場から消えたことにより、西武からポスティングシステムを利用して米球界移籍を目指し、この日から米球団との交渉が解禁された同じ左腕の菊池雄星投手の動向にも影響を与えることが予想される。

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