パドレスは２日、牧田和久投手（３３）をメジャー出場の前提となる４０人枠から外し、戦力外としたと発表した。ウエーバーにかけられ、獲得を希望する球団がなければマイナー行きなど対応が決まる。

　西武から２年契約で移籍した牧田は開幕直後から不振が続き、５月以降にメジャーと傘下のマイナー３Ａの昇降格を６度も繰り返した。２７試合の救援登板で、０勝１敗、防御率５・４０だった。

　牧田はシーズン最終戦で今季を「余裕を持てなかった１年だった」と総括した。

　環境に慣れるにしたがって手応えをつかみ「野球人生の中ですごいプラスになっている。来年は多少、余裕も出てくると思う」と話していたが、先行きは不透明になった。