西武・辻監督、浅村に“残留要請” 炭谷にも「残ってくれないと困る」

 西武の辻発彦監督(60)が2日、浅村栄斗内野手(27)に来季も主将を任せる意向を示した。国内フリーエージェント(FA)権の行使を検討している背番号3の残留は未定だが、来季以降もチームリーダーとしての活躍を期待している。

 自身が監督に就任した2017年から主将を任せる浅村について、辻監督は「引き続き浅村に主将をやってもらいたい」と“残留要請”ともいえるメッセージを込めた。またFA行使の可能性がある炭谷についても「残ってくれないと困る」と強調。

 この日は埼玉県所沢市内でオーナー報告を行った。10年ぶりのリーグ優勝を達成しながら、クライマックスシリーズでソフトバンクに敗れ、日本シリーズに出場できなかった。「ああいうピリピリした場所に、選手を立たせてやりたかった。来年こそ日本一を目指したい」。そのためにも2人は不可欠、の思いだ。

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