ドジャース、プイグの3ランで突き放す 最終第7戦で2年連続のWSへ前進

ブルワーズ戦の6回、3ランを放ち、ベリンジャー(右)と喜ぶドジャースのプイグ=ミルウォーキー(共同)
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 「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第7戦、ブルワーズ-ドジャース」(20日、ミルウォーキー)

 前田健太投手(30)が所属するドジャースが2-1の六回にプイグの3ランでリードを広げた。1点を追う二回にベリンジャーの逆転2ランで流れを変え、2年連続ワールドシリーズ進出に向けて突き進んでいる。

 シリーズ3勝3敗で迎えた第7戦。先制したのは36年ぶり2度目のワールドシリーズ進出を目指すブルワーズ。公式戦ではMVP最有力候補に挙がる活躍を見せながらポストシーズン9試合で打率・188と精彩を欠いていたイエリッチが一回に中越えソロを放った。

 しかし、ドジャースはその直後の二回の攻撃で先頭の4番マチャドがフルカウントから意表を突く三塁バント安打で出塁。続くベリンジャーがカウント2-2から甘く入った145キロツーシームを右中間席へ運ぶ逆転2ランで敵地の空気を変えた。2-1の六回2死二、三塁の好機にプイグが3ラン。打球が中堅フェンスの最上部に跳ねる一発でリードを4点に広げた。

 ブルワーズは二回以降も走者を出したが、あと1本が出ず。二回2死一、二塁、四回無死二塁、五回2死二塁の同点機を生かすことができなかった。

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