「オオタニがマウンドに帰ってくる」米メディア、二刀流復活に沸く

 右肘の故障により投手での出場を見合わせていたエンゼルスの大谷翔平投手(24)が、2日のアストロズ戦(日本時間3日午前9時5分開始)で約3カ月ぶりに先発登板する。

 シーズン残り1カ月、プレーオフ進出絶望的という状況での復帰に賛否の声がある中、大リーグ公式サイトは現地時間2日午前2時前に「オオタニが今夜マウンドに帰ってくる」との見出しで大谷の特集記事を掲載。本人の「できるだけ早く戻りたいといつも思っていた」などのコメントとともに、ソーシア監督が故障前と同じ週1回のペースで登板する考えがあること、復帰戦の球数は実戦形式練習と同じ50球になるだろう、と伝えた。

 大谷の登板日が発表された8月30日には、大リーグの解析システム「スタット・キャスト」を担当するデービッド・アドラー記者が自身のツイッターで「オオタニが日曜日に投げる」と投稿。大谷の名前をもじった「SHOCAST」にハッシュタグをつけ、メジャー147投手が投げる変化球の中で大谷のスプリットの最も高い空振り率57・8%であるとし、「悪魔のような」と形容された決め球のすごさを改めて伝えた。

 また、地元紙オレンジカウンティ・レジスター(電子版)は、投手復帰に否定的な声に対するエンゼルスのエプラーGMの主張を掲載。「専門家から得た情報を基に話を進めており、彼らは投げられることを明確にしている。靭帯の状態はよく、強くなっているし、治癒しているようだとも言っている」と復帰までの手順に自信を見せ、「選手の健康を第一に考えている」、「彼は二刀流の選手です。マウンド上でも打席の中でもエリートレベルであることを示していると思う」などのコメントを紹介した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス