球宴投手の高校時代の不適切投稿を問題視 MLBが声明文

 大リーグ機構(MLB)は18日(日本時間19日)、ブルワーズのジョシュ・ヘイダー投手(24)が高校時代にSNS上で不適切な投稿をしていたことに対して声明文を出し、同投手に感受性訓練を受けることなどを命じた。

 メジャー2年目のヘイダーは今季、中継ぎ陣の柱として31試合に登板し、2勝0敗7セーブ、防御率1・30。堂々の成績で球宴にも初選出された。

 MLBが発表した声明文によると、不適切な投稿が発覚したのは、17日に開催されたオールスター戦の最中。「我々は昨夜の試合中にヘイダー氏による数年前にソーシャルメディア上での受け入れがたいコメントの存在を知り、ブルワーズ球団と我々の懸念について話し合ってきました」と説明した。

 声明文では投稿内容は明かされておらず、「非常に攻撃的で有害な言葉」としたが、米ヤフースポーツによると、内容はアフリカ系米国人や同性愛者、女性を蔑視、差別したもので、投稿時期は7年間前の高校時代でプロ入りする前。球宴では同点の八回に7番手で登板したが、セグラに勝ち越し3ランを浴びるなど、精彩を欠いた。一連の不適切投稿は降板後、複数のツイッターユーザーによって同投手のSNSのアカウントに掘り起こされたという。

 複数のメディアによると、同投手は球宴終了後に取材に応じ、「当時の自分はまだ若く、未熟で、愚かだった」と反省。「このようなことは二度としません」と謝罪したという。

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