大谷、執念セーフティーバント シフトに対抗

 「エンゼルス1-3ドジャース」(7日、アナハイム)

 なんとかしたい。エンゼルスの大谷翔平投手(24)が安打への執念を見せたのは二回の打席の初球だ。意表を突くセーフティーバントを試みたが、ファウルになった。敵軍内野陣は前日に続き、右へ寄る“大谷シフト”。三塁側をがら空きにする守備陣形をとるチームはオープン戦からあったが、「あそこまで極端なのはなかった」と振り返った。

 四回の初球、七回の2球目にもバントの構えを見せ、「転がせば100パーセント成功という感じなので確率の高いところを選んだ」と説明した。

 四回は見逃しボール、七回は空振りとセーフティーバントは成功しなかった。この日は4打数無安打で、3戦10打席連続無安打。右肘のけがから復帰後は16打数2安打と精彩を欠くが、打撃感覚を問われ「普通じゃないかなと思います」と淡々と答えた。

 九回の打席では自打球が右ひざを直撃し、苦悶の表情を浮かべた。試合後はアイシングなどの治療を受けた大谷は「大丈夫だと思います」と即答した。

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