大谷封じ成功の敵将はしてやったり「危険なゾーンを避けることできた」

 「ヤンキース3-1エンゼルス」(27日、ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は「4番・指名打者」で出場し、2打数無安打2四球。移籍後初の3試合連続、同自己最長の13打席連続(4四球含む)ノーヒットで打率を・291とした。日本ハム時代の13年9月以来、5年ぶりとなった田中将大投手(29)との対決は2打数無安打1四球、2三振だった。

 エンゼルスとの3連戦は2勝1敗。シリーズ初戦前に「オオタニを封じることは我々にとってチャレンジです」と話していたヤンキースのブーン監督は「いい結果になってよかった」と満足感を漂わせた。

 シリーズ前の打率が・319だった大谷は9打数無安打5三振、4四球。徹底した外角中心の配球、追い込んだ後は高めの直球、など、全米注目の二刀流を3試合連続でノーヒットに封じて、大谷の打率を・291まで下降させた。

 試合後の会見に臨んだ指揮官は「大谷に対して最も危険なのは真ん中低め。とにかくそこを避けることを心掛け、実際にその危険なゾーンを避けることができた」。そう言って、してやったりの表情を浮かべた敵将は「(抑えで剛腕の)チャプマンも実践していた。左投手に対して多くの左打者が打てないはずのコースに投げたが、大谷はそれができるという能力を発揮していた」とも話した。

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