岩隈、マリナーズとマイナー契約 米7年目はキャンプ招待選手としてメジャー昇格目指す
米大リーグ、マリナーズは27日(日本時間28日)、岩隈久志投手(36)とマイナー契約で合意したと発表した。来年4月に37歳を迎える右腕は2月から始まるキャンプに招待選手として参加し、メジャー昇格を目指す。
メジャー6年目だった今季は右肩痛に苦しみ、6試合で0勝2敗、防御率4・35。5月3日のエンゼルス戦を最後に故障者リスト入りした。9月末にシーズン絶望の内視鏡手術を行い、日米17年目で初のシーズン未勝利に終わった。
16年はメジャー自己最多の16勝。199イニングを投げ、今季の投球回数と合わせて324イニングに到達すれば、来季年俸1500万ドル(約16億5千万円)が自動更新されることになっていたが、年俸1400万ドル(約15億4千万円)の今季は31イニングしか投げることができなかった。球団は2日に来季年俸1000万ドル(約11億円)の契約の選択権を行使しないと発表したため、同投手はフリーエージェントになっていた。