ポスティング新ルールへ改正か MLBコミッショナー「一貫させる」

 マイアミ市内で行われた全米野球記者協会の会議に出席した米大リーグ機構(MLB)のマンフレッド・コミッショナーが、NPBと改正を協議しているポスティングシステムについて言及。「私の考えでは、一貫したシステムは莫大(ばくだい)な価値を持つ。我々が実現させたいのは日本だけでなく、韓国やキューバからメジャーを目指すプロ選手に対してアプローチを一貫させることだ」と話した。

 現在、日本と韓国は同制度を採用しているが規則は異なり、キューバには存在すらしない。日本ハムが同制度でのメジャー移籍を容認した大谷翔平選手(23)については「移籍を決断した場合、大きな注目を集めるだろう」と話し、MLB球団が日本球団へ支払う譲渡金を支持したが、上限2000万ドルの金額については触れなかった。

 「MLBでプレーしたい海外選手、とりわけスター選手には現実的な時期、有意義な機会が与えられるべきだ」と同コミッショナー。しかし、経済状況やプロ野球の歴史、性質が異なる国々に同じ制度を設けることは容易でない。

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