りくりゅうに所属先から1人2000万円の報奨金「家族のために使う」互いへのご褒美は「ウイスキー」「化粧品」木下グループ社長「2人はこの金額に値する」
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで日本勢初の金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組が26日、東京都新宿区の木下グループ本社で報告会を行った。三浦は「今季主要大会全てで優勝することができた」とあいさつし、木原も「心が折れそうになった瞬間もあったが、皆さまの応援のおかげで2人で駆け抜けることができました」と所属先に報告。五輪を制したことで世界主要4大会全てを制し、「ゴールデンスラム」を達成したことを受け、同社の木下直哉社長からそれぞれに報奨金2000万円が贈られた。
報奨金の使い途について聞かれると、三浦は「家族にたくさん支えられてスケートを続けてこられた。まずは家族のために使いたい」と明かし、木原も「私も同じで両親に苦労を掛けたので、両親の好きなものをプレゼントしたい」と語った。
また、互いに贈りたいご褒美については、三浦が「木原選手はウイスキーが好きなので、ウイスキーを贈りたい」と言えば、木原は「璃来ちゃんは化粧品が好きなので、好きなコスメをプレゼントさせていただきたいが、(金額の)上限はあります(笑)」と目を見つめてクギを刺した。
さらに、自分へのご褒美については、三浦は「コスメ以外の物欲はないが、スケート靴を置いて国内で旅行に行きたい」と明かし、木原は「ボードゲームが好きなので、なかなか手が届かないものを購入したい」と意外な趣味を明かした。
1人に2000万円という異例の報奨金額について、長年サポートしてきた同社の木下社長は「2人はこの金額に値する。カップル競技でゼロからのスタートで、もしかしたらマイナスから上がってきたので。(この金額に見合う活躍として)十分なものだと思う。大事に使ってください」と目尻を下げた。
2人は2019年にペアを結成。当初、現役引退も考え始めていた木原は三浦との出会いについて「雷が落ちた」と表現していた。ペアとしての相性は抜群で、着実に成長を遂げた。今回の五輪では団体で2大会連続の銀メダルを獲得。ペアではショートプログラム(SP)は5位と出遅れながら、フリーで世界歴代最高得点をマークし、大逆転でペアとしては日本勢初の金メダルに輝いた。
三浦は「本当にまだ現実か実感が湧いていない。7年間、木原選手と頑張ってこられたのも今季につながった。温かいサポートの力で、最後まで走り抜けた」と感謝し、木原は「自分がペアを始めた13年前はなかなか注目してもらえなかったが、最近はたくさん見てもらえるようになって心から嬉しい。特別優れたものを持っていたわけではなかったが、皆さんと歩んできた13年、2人で組んだ7年。皆さまに感謝したい」と実感を込めた。
