ダル 球宴初登板は圧巻3人斬り
レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)が15日(日本時間16日)、ミネアポリスで行われた第85回オールスターゲームでア・リーグの3番手として三回から登板し、1回無安打1奪三振だった。
3度目の選出で初めて立った球宴の舞台。出番は1点リードの三回だった。左中間にあるブルペンから小走りでマウンドに向かったダルビッシュが最初に迎えたのは“キューバの暴れん坊”プイグ(ドジャース)だ。注目の初球は外角低め、148キロの直球。4球連続で直球を投じた後は2球連続スライダーでフルカウント。最後は内角高め、126キロのスライダーで見逃し三振に仕留めた。
2人目は、現在ナ・リーグの首位打者&本塁打王の2冠打者、トロウィツキー(ロッキーズ)。カウント1‐2からの4球目には90キロの超スローカーブで相手の腰を引かせた。判定はボールとなったが、4万1048人が埋めたスタンドは大きくどよめいた。6球目のスライダーで左飛に討ち取った。
