ヤンキースのハル・スタインブレナー共同オーナーは１５日（日本時間１６日）、オーナー会議が行われたアリゾナ州パラダイスバレーで新ポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指す田中将大投手（２５）についてあらためて獲得に熱意を示した。

　同オーナーは「どの球団でも活躍できる素晴らしい投手。ニューヨークは環境が良く、家族にとっても住みやすい街だ」とアピール。大リーグ公式サイトによると、同オーナーは代理人のクロース氏と連絡を取ったことを明かし「間違いなく契約の可能性がある選手の一人として考えている」と話した。

　田中との交渉期間は米東部時間２４日午後５時（同２５日午前７時）まで。田中が滞在中のロサンゼルスで面談したと報じられているホワイトソックスのラインズドルフ・オーナーは「シカゴの利点を説明した。きょうか明日に条件を提示する」と交渉の進ちょく状況を明らかにした。