ゴジラ監督の待望論が地元で沸き上がった。元ヤンキースの松井秀喜氏（３９）が４日、故郷の石川県内で行われた新春行事に参加。来月には古巣・巨人の宮崎キャンプで臨時コーチを務める英雄に対し、早くも周囲からは「監督就任」を期待する声が続出した。

　野球少年の直球勝負がゴジラの胸元をえぐる。「松井秀喜旗争奪　学童野球大会」の表彰式で、児童から「早く監督になってグラウンドに戻って来てください」と懇願された。これにはさすがに「あれは冗談でしょ。僕はそう受け取りましたよ」と苦笑い。

　本人は臨時コーチについて「何も考えてない。本当に白紙」と強調。ファン待望のユニホーム姿にも「臨時コーチで着ている人はいないでしょ」と無関心だったが、周囲の期待は高まるばかりだ。