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ヤ軍2巡目指名、加藤「死ぬほど頑張る」

 6日(日本時間7日)に行われた大リーグのドラフト会議でヤンキースから2巡目(全体66番目)で指名された日本人高校生、加藤豪将(ごうすけ)内野手(18)=ランチョ・バーナード高=が13日(同14日)、デイリースポーツの取材に応じ「野球一つに絞って死ぬほど頑張る」と決意表明した。

 日本人選手では史上最高位で指名された衝撃の大リーグ・ドラフト会議から1週間。加藤はデイリースポーツに、プロ入りに向けた決意を表明した。

 13日に高校を卒業したばかり。「今までは野球と勉強の両立が大変でした」と文武両道を実践してきた高校生活を振り返り、「(ヤ軍から)野球に集中できる機会を与えていただいたので、これからは野球一つに絞って死ぬほど頑張ってみようと思っています」と覚悟を口にした。

 ヤ軍とはまだ正式契約は交わしていないが「プロの方向で考えています」。当初はカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)への進学も選択肢にあったが、メジャー最多の27度の世界一を誇る強豪球団からの指名を受けて気持ちは固まった。

 今回のドラフト指名は日本でも話題になった。加藤も反響の大きさを実感しており「日本でとても大きなニュースになっていて驚きました」。それと同時に「間違った情報も流れていたようで、僕の情報がなくて日本のマスコミの方も大変だなあと思っていました」と、戸惑いを覚えたこともあったという。

 生まれは「シリコンバレー」として世界的に知られている米カリフォルニア州マウンテンビューで、両親はともに日本人。98年、3歳の時に日本に移って神奈川県で生活。00年7月、5歳の時にサンディエゴへ移り、それからは米国で暮らしている。

 ランチョ・バーナード高は、フィリーズのコール・ハメル投手や、元レンジャーズのハンク・ブレイロック内野手、メジャーでもプレーしたアスレチックスのビリー・ビーンGMら、数多くの大リーガーを輩出した野球の名門校だ。加藤は、ハンク・ブレイロックの父親であるサミー・ブレイロック・コーチの指導で、プレーに磨きをかけた。

 14日には自宅から車で約1時間半の場所にあるエンゼルスの本拠地を訪れ、イチローやカノ、黒田らと初対面する。

 「小さいころから憧れて、ずっと応援していた選手と会うことができるのは本当に素晴らしい経験になると思う。夢のようです。きっと地に足がつかないでしょう」

 メジャーまでの道のりは長く、険しいが「死ぬほど頑張ってみる」という思いは揺るぎない。日本人としての誇りを胸に加藤がプロ野球選手として第一歩を踏み出そうとしている。

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