阪神間モダニズムの象徴「宝塚ホテル」宝塚歌劇オーケストラの演奏で100周年祝う…今後の開催予定は?記念企画も続々
「宝塚ホテル」(兵庫県宝塚市)が5月14日、開業から100年を迎えた。7月31日まで特別な宿泊プランや、各レストランでスペシャルメニューを提供するほか、館内各所でフォトスポットや展示企画を開催。さらに、阪急電車今津線、宝塚線には、100周年記念のヘッドマークとステッカーを掲出した車両も登場している。
同ホテルが開業した1926年は、「大正」から「昭和」へと元号が改まった年。「歌劇と湯の街」に生まれた瀟洒な佇まいのホテルでは、紳士淑女が集うダンスパーティーなどが華やかに開催され、西洋と日本の文化が融合した「阪神間モダニズム」を象徴する存在だった。
阪急今津線「宝塚南口」駅すぐの立地だった旧ホテルは、2020年6月に宝塚大劇場の隣に移転・開業。姿を変えながらも、旧ホテルの建築意匠やシャンデリアなどを継承し、地域の人たちの憩いの場として、また「宝塚大劇場オフィシャルホテル」として宝塚ファンたちにも親しまれてきた。
◆ 100周年記念、無料で楽しめる宝塚歌劇オーケストラ演奏を7回開催そんなホテルが迎えた、記念すべき100歳の誕生日当日。田島俊朗総支配人がこれまで100年の感謝とともに「これからの100年も、みなさまに愛されるホテルを目指していきます」と挨拶し、続いて宝塚歌劇オーケストラによる演奏もスタート。
たっぷり約30分、9曲演奏の中には、『ファントム』『ベルサイユのばら』『スカーレット・ピンパーネル』など宝塚歌劇で人気ナンバーも。ロビーに集まった約100名の来館者が熱心に耳を傾け、記念すべき日を華やかに祝った。
ロビー演奏を楽しんだ来館者の1人は「とっても優雅な気分になりました」と笑顔で話し、また、別の来館者は「ラウンジでアフタヌーンティーをいただきながら、演奏を聴いていました。今日が誕生日で記念に宿泊にきたんですが、本当に最高の誕生日になりました」とホテルを満喫していた。
今後のロビー演奏の日時は、5月24日、6月21日、6月28日、7月26日、7月31日、いずれも14時30分から約30分間を予定している。誰でも無料で楽しむことができるので、ホテルファンも、宝塚歌劇ファンも貴重な機会を現地で体験してみては?
◆ 100周年記念フォトスポットも「宝塚大劇場」オフィシャルホテルならでは!さらに宝塚歌劇の過去の公演で使用された舞台衣装の残り布をアップサイクルしたアーチ形のフォトスポットでは、シャンシャンのようなプロップスをもって、記念撮影が可能。
またメッセージコ-ナーなど参加型企画や、ホテルの歴史年表、宝塚歌劇の公演衣装、過去のディナーショーの舞台セットの模型など、ファンにはたまらないちょっとマニアックな展示も用意されている。ロビー演奏とともにぜひチェックを。
この開業100周年記念企画は、7月31日まで「宝塚ホテル」館内で開催される。詳細は公式サイトで確認を。
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
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