「M-1審査員」に抜擢のミルクボーイ駒場、多くは語らず「主役はファイナリスト」

『M-1グランプリ』王者・ミルクボーイがツートライブ、金属バット、デルマパンゲの3組と10年をかけて全国47都道府県をツアーで巡る「漫才ブーム」が12月17日、年内最後の公演を「なんばグランド花月」(大阪市中央区)にて実施。公演後の囲み取材では、『M-1』の審査員に抜擢されたミルクボーイ・駒場が率直な思いを明かした。

■ 実力派4組が集結、3年目を迎える「漫才ブーム」「漫才ブーム」とはミルクボーイ(駒場孝、内海崇)がツートライブ(たかのり、周平魂)、金属バット(小林圭輔、友保隼平)、デルマパンゲ(迫田篤、広木英介)の後輩3組と2017年より続けてきたライブのことで、2024年からは10年をかけて全国47都道府県を回るツアー形式に。2025年は、愛媛、秋田、静岡、大分、千葉で開催された。

そして1年の締めくくり公演の終盤には、恒例となりつつある巻物抽選会が実施され、「お角照らし」などの儀式も交えつつ翌年に巡る県が決定。抽選の結果、2026年は、岡山・山形・東京・奈良の4カ所に決まった。

■ 漫才ブーム初の「M-1審査員」となった駒場公演後の囲み取材で、この1年を振り返った4組。今年5月に『THE SECOND』のチャンピオンとなったツートライブ・周平魂は「僕らツートライブはほんまに漫才ブームのおかげで優勝できたと思ってまして。漫才ブームに向けてずっとネタを作ってきたことが全国でも通用したと証明できたことがすごい嬉しくて」と躍進の年を振り返った。

さらに金属バット・小林が「我々もこの漫才ブームのおかげでセカンドベスト4になれたと…」とかぶせ、相方の友保から「ダサいダサい」と突っ込まれるやりとりも。続いてデルマパンゲ・広木は「僕らは2組のチャンピオンとベスト4と一緒に回ってます。3組に負けないように頑張れば良い結果が出るのかなと思います」と来年に向けて意気込んだ。

そして『M-1グランプリ』の新たな審査員への抜擢が発表された駒場に対し、たかのりが「審査員ですもんね、M-1の」と話を振る場面もあった。駒場は「内部からその話を振られるとは思ってなかった」とバツが悪そうな表情を見せつつ、駒場は「主役はファイナリストだと思っているので」と具体的な言及を避けた。

続いてたかのりが「僕らからしたら、漫才ブームのいいニュースというか。また火をつけてくれたというか、話題作りとしてもすごい良いし。今年1番締めるのはミルクボーイさんだと思いました」と熱く語ると、駒場も「今日改めて見て、こういう面白いメンバーとやらしてもらっていることが(審査員を)やる上での自信になりました」と漫才ブームメンバーへの思いを明かした。

取材・文/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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