『ゲ謎』人気声優らによる生「鬼太郎の誕生」…万博で上演、映画は地上波初放送決定

『大阪・関西万博』に人気声優の関俊彦、木内秀信、下田麻美の3人が登場。「『水木しげるの世界』 朗読劇『鬼太郎の誕生』万博 SP Ver.」が上演され、声優の凄みのある圧倒的表現力と、ステージの大きなスクリーンに映し出された水木氏の漫画に、観客は一気に不気味な世界観に引き込まれた。

このステージは、鳥取県出身の有名漫画家「谷口ジロー」「水木しげる」「青山剛昌」に関するプログラム「今日は一日鳥取県~まんが王国とっとりの魅力~」の中で、7月1日に開催。豪華な登壇者が次々登場した貴重な企画に、「スゴい顔ぶれ」「今日だけで通期パスの元取れてる!」とSNSでも話題を呼んだ。

◆ 声優・関俊彦、木内秀信出演の大ヒット映画『ゲ謎』につながる物語を上演上演されたストーリーは、漫画の知名度に対して意外と知らない人も多い「鬼太郎の誕生」。鬼太郎だけでなく、目玉おやじの誕生もわかる内容で、アニメ映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(2023年公開)のエンドテロップにつながる物語になっていた。

3月には、鳥取県内で映画作品の声優でもある関と木内で朗読劇『鬼太郎の誕生』を上演しており、今回はそこに鳥取県出身の下田が参加する「万博スペシャルバージョン」でおこなわれた。

朗読劇で鬼太郎の父と医者を演じた関は、「映画で私が演じたのは、着流し姿のゲゲ郎なんですけど、今回の朗読劇の作品に出てくるのは、ミイラ男と目玉おやじの鬼太郎の父で、同一人物ですが3者ともあまりにもフォルムが違いすぎて、その演じ分けがなかなか難しかった。原作の水木しげる先生の大変味のある絵の存在感に、委ねさせていただきました」と朗読劇を振り返った。

アフタートーク終了後は、鳥取県名産の大きなスイカを持つ鬼太郎のコスプレ姿の平井知事を3人で心配する場面もあり、和やかな雰囲気で終了した。

ステージイベントはほかに、郷土芸能の披露、漫画評論家・夏目房之介氏を迎えてのトークショー「谷口ジローの世界観」、「名探偵コナン」のテーマソングなど9曲を披露した「倉木麻衣 スペシャルライブ」と盛りだくさんな内容で、夢洲でガッツリ鳥取県「まんが王国」をアピールした。

◆ 大ヒット映画『ゲ謎』がついに地上波初登場…鬼太郎出生の秘密が明らかになお、今回のステージに登場した関と木内も出演し、ファンからは通称『ゲ謎』と呼ばれる人気映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の地上波初放送が決定。7月12日21時30分からの『土曜プレミアム』(フジテレビ系)にて本編ノーカットで放送される。※「東アジアE-1サッカー選手権・男子 日本×中国」延長の際、放送時間繰り下げの場合あり。

取材・文・写真/太田浩子

(Lmaga.jp)

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