元アジアン・馬場園梓が「怪しい壺」を購入、女優魂に火が?
漫才コンビ「アジアン」解散後、ピン芸人で活動する一方、役者としてドラマなどにも出演している馬場園梓。6~7月に東京・大阪で上演される舞台『SUNNY』ではミュージカルに初挑戦することとなり、大阪市内でおこなわれた会見で意気込みを語った。
■ 80年代のヒット曲が目白押し、『SUNNY』ってどんな作品?80年代に高校生活を送る仲良しグループの話と、大人になった彼女らが再集結する話を、並行して描いていく人間ドラマ。今回の舞台版は『センチメンタル・ジャーニー』や『待つわ』など、当時のヒット曲を散りばめたジュークボックス・ミュージカルとして上演する。
馬場園は原作となった同名韓国映画(2011年)について、「好きな映画のベスト5に入るぐらい大好き。登場人物1人ひとりが自分の気持ちをちゃんと言葉にして、態度に表して、感情をぶつけ合っていくのがすがすがしいです。『人と人とのつながりって、本当に素晴らしいな』と、改めて思えます」と、その魅力を語る。
■ 「プラスチックの怪しい壷がありまして(笑)」馬場園の役は、日本版映画(2018年)では渡辺直美が演じていた、グループのムードメーカー・桜。ぽっちゃりした体型が、今回の抜擢の決め手のひとつになったとのことで「3歳のときからこの体型だったことを、活かせるときが来たんだなと思いました」と笑う。
現在は稽古に向けて「体型を維持できるレベルで」体作りにはげんでいるところ。なかでも舞台に大事な腹式呼吸を身につけるために、怪しいグッズにも手を出したとか!?
「通販で『なにか腹式を(鍛えることが)できる物ないかな?』と調べたら、プラスチックの怪しい壷がありまして(笑)。それを口に当てて、すごく大きい声で『わー!!』と言っても、近所に響かないんですよ。腹式はとにかく基本ですから、変な壺で整えて、みなさんと一緒に作り上げていけたらと思います」と、芸人らしいエピソードを披露した。
馬場園以外には、花總まり、瀬奈じゅん、渡邉美穂、須藤茉麻、片桐仁などが出演。脚本・演出は西田征史が担当する。6月の東京公演を経て、大阪は7月9日~13日に「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」にて。チケットは1万2500円で、現在発売中。
取材・文/吉永美和子
(Lmaga.jp)
