「ビアボール」って何だ? サントリーから新感覚ドリンク発売へ 「新しい選択肢や楽しみ方を広げる」

酒類メーカー「サントリービール」(本社:東京都港区)は21日、『ビールカテゴリー 新コンセプト商品説明会』を大阪市内で開催。日本初※、炭酸水でつくる自由なビール「ビアボール」を発表した。

説明会で同社イノベーション部の横尾美樹氏は、「『炭酸水で作るビール』という新しい選択肢や、楽しみ方を拡げることで、ビール愛飲者以外の方々でも楽しんでいただける入口になれば幸いだ」とコメント。また、メインターゲットのMZ世代(20~40歳前半)に関しても、「ビールの味わいのほかに、『楽しむ』という新しい価値が必要と分析した結果、『自分好みにつくる自由なビール』に行き着いた」と説明した。

この日出席した記者が、氷と炭酸水で好みの濃さに割り実際に試飲。しっかりとビールの風味が感じられながらも、新感覚な味わいが楽しめた。業務用の中瓶(500ml・948円)が10月4日、家庭用の小瓶(334ml・768円)が11月15日に発売される。アルコール度数は同社ビール史上最高の16%。

※「炭酸水で割ることを製品上で訴求する日本初ビール(Mintel GNPDを用いた同社調べ 2022年5月)」

取材・文/川野学志

(Lmaga.jp)

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