アジア初の「エースホテル京都」、開業を5月に延期

リニューアルされる複合施設「新風館」の地で、4月16日に開業予定だった「エースホテル京都」(京都市中京区)。新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みが高まるなか、安全を最優先に考慮し、開業を5月21日に延期することが発表された。

アメリカ・シアトルで1999年に創業し、地域性を生かしたデザインが魅力の「エースホテル」。2016年に閉館した「新風館」の跡地に再開発として「NTT都市開発」(本社:東京都千代田区)がアジアで初めて誘致し、世界のホテルファンから注目されていた。

同ホテルは建築家・隈研吾氏らがデザインを監修し、歴史ある旧「京都中央電話局」の一部を活用した既存棟と、中庭を挟んだ7階建て新築棟の構成。京都の景観との調和を重視し、外装デザインは和テイストの木組みが多用されている。

客室は日本式の深めのバスタブやオリジナルのアート作品、家具が設置されたスタイリッシュな空間が9タイプ用意され、全213室。今年1月下旬から宿泊予約が開始されていた。

現在、5月21日以降の宿泊、宴会やウエディングの予約はおこない、すでに予約されていた5月20日までの宿泊分については、順次キャンセルや日程変更の手続きが始まっている。今後の状況を見ながらさらなる開業延期が決定した場合は公式サイトで発表されるという。

また、ホテルやミニシアター「アップリンク京都」、ショップが入る「新風館」のリニューアル開業も5月21日に延期されている。

(Lmaga.jp)

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