猛暑をしのぐ水かけまつり、来週末に神戸で

梅雨明け以降、猛烈な暑さが続く今年の夏。そんな暑さを少しでも和らげようと、「神戸ハーバーランド」(神戸市中央区)で7月29日、『KOBEソンクラーンおみずかけまつり』が開催される。

子どもも大人も本気になって水をかけ合う本イベント。参加者は、水鉄砲を持参するほか、紙コップやペットボトルなど道具を工夫して水かけを楽しむという。

主催する千葉悠晃さんは、神戸のお寺「瑠璃光苑」(神戸市中央区)の住職。数年前、地蔵盆のイベントとして寺の境内で始めたが、参加者が年々増えて手狭になり、昨年「神戸メリケンパーク」に会場を移し、『神戸開港150年事業』の一環として大々的に開催した。

「水かけは『涼んでちょうだい』という思いやりのイベント。言葉を使わなくてもみんなが笑顔になれます。これを機に多くの人に知ってもらい、庭先で親子がちょっと水をかけ合うとか、街のあちこちでやってくれたらいいですね」と千葉さんは話す。

イベント名の『ソンクラーン』は、タイの旧正月(4月)におこなわれる水かけ祭りのこと。本来は仏教的な意味合いがあったが、1年を通しもっとも暑い季節であることから、暑気払いの行事として定着したという。

本イベントではロックンロールバンド「ワタナベフラワー」のミニライブも。参加は無料で予約不要、着替えとタオルは持参。水鉄砲は現地でも販売される。

文/合楽仁美

(Lmaga.jp)

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