びわ湖畔のドッグリゾート 犬と実際に泊まってみたレポート

ペット同伴で泊まれるリゾートホテル「レジーナリゾート」が西日本エリアに6月1日、初オープン。実際に、ワンコと一緒に宿泊してみた。

エントランスは、段差がなくバリアフリー。座ってくつろぎながらチェックイン。館内はすべりにくい床材で統一されており、万一おしっこをしても、しっかりと拭き取れるとのことで安心。エレベーターで案内されたのは2階の客室。エレベーター内の様子がモニターで外からも分かるので、ほかのコが苦手なワンコも大丈夫、と気が利いている。

ドアの内側にはゲートがあり、不注意で外に出てしまう心配もない。客室内はコンセントが高い位置にあったり、リードをひっかけるフックがあったり、ワンコも人もストレスなく過ごせるような工夫があちこちに。アメニティにはワンコのおやつもあり、そのほかペットシーツやウェットティッシュ、消臭剤に空気清浄機など、さまざまな備品が用意されている。

敷地内のドッグランにさっそくお出かけ。ヒノキのウッドチップを敷き詰めてあり、広さはさほどでもないが、小型犬には十分。うちのワンコは猟犬の血統なので、とにかくニオイが気になるみたい。お気に入りのフリスビーを投げても、走る素振りを見せない。すぐ近くの長浜城歴史博物館のある豊公園のほうが、木陰もたくさんあってお散歩にぴったりかも。中型犬以上は、こちらの方がおすすめだ。また、黒壁スクエアなどがある市街地には歩いて15分ほどで、こちらも散歩にはちょうどいい距離。

なんといってもうれしいのは、食事がお部屋でワンコと一緒にいただけること。夕日がきれいなので、ぜひその時間帯をチョイスして。老舗料亭旅館「浜湖月」の敷地内にオープンした同ホテルの食事は、こちらの厨房から季節の和定食が運ばれる。品数が多いので、タイミングを見計らって、何度もワゴンでサービスしてくれ、料理も冷めることがない。ワンコには、びわ湖でとれたビワマスの蒸し焼を夕食にオーダー。ほかに合鴨や鹿肉など4種類から選べる。

ワンコ連れの旅行だと、気兼ねのないキャンプでのテント泊が多くなるが、ゆったりとくつろげるのがホテルの醍醐味。なによりも、ホテルスタッフに「犬が好き」というオーラが出ていて、ワンコたちもリラックスできるのがよかった。滞在中はずっと一緒に過ごせるので、お互いにストレスもない。ワンコが粗相をしたり、家具をかじったり、毛が付いたりすることが気になるが、「徹底的に掃除をしますので、ニオイなどが残ることはありません。保険をかけていますので万が一破損してもご心配なく」と断言された。宿泊料金には、そのあたりの金額も含まれているとのことだ。

東京建物リゾート(本社:東京都中央区)が運営する「レジーナリゾート」は、2013年に山梨県の河口湖に1号店をオープンして以来、軽井沢や伊豆で展開。6月に開業した「レジーナリゾートびわ湖長浜」(滋賀県長浜市)は7番目のホテルとなる。長浜市は、温泉が楽しめる湖北エリアで、太閤秀吉が開いた歴史ある町。明治創業の老舗旅館「浜湖月」の敷地内にオープンした同ホテルは、新築で全15室の客室はすべてレイクビュー。全室に露天温泉風呂をそなえ、「浜湖月」の露天付き温泉大浴場も利用できる(犬は不可)。

(Lmaga.jp)

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